限界ギリギリ 走ってると気持ちいい
チャレンジし甲斐満点の風のパワーと波飛沫
アドレナリン出っ放しです
でも、おもしろがってるそのうちに、さらに一段風速アップ
そろそろ限界、帰らなければなりません
帰着ポイントを目指すためには、多くの場合、今まで楽しんでいたラインではありません
上りでも下りでもむずかしいラインを走らざるを得ないことがほとんどです
どのくらいでしょうかね、いきなりドン吹きに出会う確率
気をつけてれば50回に1回くらいでしょうか
でも、乗る回数が多くなればなるほど出会う確率は高くなります
いやでも出会うよ
口をそろえたようにおっしゃる大先輩方
いきなり真っ黒な雲と一面白波のドン吹き
15m/s越えてます
このパターン、大概雷を伴っています
風が届いたとたんに沈
艇から離れないよう、完沈させてセールを守りましょう
20分ほどで治まります(もう一回来るかもしれませんが)
幸い沈しなかったら、走りましょう
走ってた方が安定します
オーバーヒールで走り出せない!
メインシート緩めてブームを大きく出してから再チャレンジ
ブームが近いと、艇の角度がより風位に近いため、走り出しがしにくいンです
これでも走り出せない!
センターボードを上げましょう
センターボードはヒールを作ります
半分弱上げれば走り出しは容易になります
帰着ポイントが上ならばクローズリーチ(走れれば)
フルハイクでフラットキープ
セールから風を大きく逃がさないとフラットが保てません
シート緩めて風逃がし
でも、そのままだとスピードダウンで風に翻弄され始めます
シートは緩めたらすぐに引く!
スピード消さないために必須のことです
※ジブセールがついているスループ艇の場合は、必ずジブとメイン同時にシートを緩めたり引いたりします
どちらかだけでやろうとすると、セールの効果中心の位置が極端にバウ、またはスターン寄りになり過ぎて、ボートコントロールがしにくく、またはできなくなります
必須のことでも時間が長引くと腕力限界
ティラーでのヒールコントロール併用
ヒール直前、ティラーで上に
ヒールしててもそれ以上ヒールしない!と感じたところでティラーを戻す
先回りしないと間に合いません
直感勝負ですが、ほとんど間違えません
自分の直感信じましょう
最低限3ノット(時速5,7km…歩くよりちょっと早いくらい)
これ、舵が効く速度です
これより遅いと、オーバーヒールに対処が遅れ、あ~、沈
舵効きが悪くなってきたらその角度限界です
もっと下に角度を変えましょう
安定を保てるようになってきたり、風がちょっと落ちたりしたら、すかさずもっと上りましょう
風上目指すときは角度が大事
スピードなければ角度も保てません
5分無事なら乗り越えられます
がんばれぇ!
ビー・ウインズ・セイリングクラブ
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