ヨットって? その20 何回くらい?

何回くらいでひとりで乗れるようになるんですかぁ~?

(実に)よくいただくご質問


できればいいやのタッキング

走るラインはリーチング

風域5メートルまで!

これなら3回でけっこうです

だけど7~8m/s(最大 以下同じ)はほぼ毎日

10m/s(最大 以下同じ)は二日に一回

7~8m/sを無事こなせれば、白波出始めは楽しめます

個人差あるんでズバリとは言えませんが、5~10回は必要です


10m/sで笑顔と余裕(少しですけど…)

セイリングだけでなく、タッキングやジャイビング、操作が感覚にまで深化してないと楽しめません

では、何回くらい?

毎日違う風、深化のプロセスも人により千差万別です

出会う風域や個人差で、これも何回とは断定できません


北緯30度以北の日本列島

偏西風の通り道

10m/sは2~3日に一回程度は吹く風です

めずらしい風ではありません

無事帰れるだけの知識と技術

これが無いと、いつ吹いてくるか、リラックスして楽しめません

やってみましょう、10m/s での感覚試し(ご心配なく、コーチ同乗です)

ひとり乗りは、ティラー、メイン(シート)、身体の動き、同時に3点のコントロール

慣れないうちは、三点同時のコントロールはむずかしい

ちょっとまちがえれば沈必至

ひとつに集中、いざ、チャレンジ!


ティラーだけで針路保持

まっすぐいけばヨットは翻弄されません

ティラーから伝わる回ろうとするパワー(ヘルムと言います)

回させてしまうとスピードにはなりません

風のパワーを回す方に使わず、スピードに変えるんです


次にメインシートだけ

風の角度に合わせましょう

風を受け取るのではなく、流すんです

ちょうどいいと、ほら、ヒール、そしてスピードアップ

オーバーヒール、ちょっと緩めればすぐ消える

緩めっ放しだとスピードダウン

すぐ引き直しましょう

これでヒールは自由自在

最後に体

どの程度ヒールするか、もうわかってきたら体の動きでフラットキープ

次第に大きく大胆な体の動き

人のバランス感覚高性能、一点集中は大概5分で名人級

ヨットに慣れてない方でもこなせます

自分の感覚が通用する!

これに気付けばリラックス

そして、ティラー、メイン(シート)、身体の動き、全部同じタイミング

ひとつわかれば三つもわかる

どれかひとつでもできてれば、どうすればいいかもわかってきます

10m/sのひとり乗り!

その道筋が見えてきます

あと何回で…ご自分でわかりますよ

 

 

 

ビー・ウインズ・セイリングクラブ

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