ひっぱられて走る気持ちよさ、ヨットに乗った人全員が感じる快適感
一人の例外もありません
だれもが笑顔のリーチング
ヒール楽だし、スピード出るし、このまま行っちゃえ、どこまでもぉ…
緊張しながらリラックス
これだ! これです! これなんだ!
強風だとちょっと忙しいけど安らぎタイム
リーチング…クローズホールドより少し下側、風に対して60度くらいから真横の90度
そして斜め後ろは120度くらいまででしょうか
60度くらいをクローズリーチ、真横の風はビームリーチ(アビームとも言います)
斜め後ろはブロードリーチ これぜんぶリーチング
ブームはボートの中央線に対し30度から70度くらいまででしょうか
そんなに引き込まず、そんなに出し過ぎず走っていくんです。
30度よりもっと引き込んだり、70度よりもっと出していくと走りはだんだん難しくなっていきます
もっとブームを出して80度から真横近くの90度
これでセールがフニャフニャ(裏風と言います)にしないように走るのは
風の角度は真後ろ(180度)近く
ここでオーバーパワーの風が入るとちょっとのヒール直後にガクンとアンヒール
次にそのアンヒールの返しのオーバーヒール
このヒールとアンヒールが交互に来ることをローリングと言います
このローリング、だんだんでっかくなっていくんです
ほっとけば、2~3回ローリングを繰り返し、あえなく沈
最初の一発を免れたら2発目はきっちり抑えましょう
ヒールとアンヒール、両方を交互に対処していかねばなりませんので走りはむずかしくなってきます
今度は逆にブームを30度より引き込んで走ってみましょう
上り角度は良くなるんです
でも、向かい風で風位により近づくため、スピードのキープが難しくなります
揚力の働く方向はブームに対して風下側に90度
だからブームを引き寄せれば引き寄せるほど真横近くに引っ張られるので、ヒールがでかい!
風がちょっと強ければスピード出しにくいうえに、グワワっとオーバーヒール
対処がちょっと遅れただけで、あ~、駄目かぁ~ 沈です。
リーチングはブーム角度30度から70度
出し過ぎても引き込み過ぎても走らせにくい
向かい風でも後ろ風でも、よりアビームに近づければいいんだと覚えておいてください
夢中になると入れっ放しのセンターボード
風の角度に合わせて、10センチでもいいです、上げてください
ヒール鋭くなくなったぁ!
コントロール、楽ですよぉ
クルーザーの外洋レースに出ていた方から聞きました
風が強くなってきて、クローズホールド走れない、クローズリーチ、ビームリーチもダメ!
最後に残るのはブロードリーチだよ
目的地は風上なのに、走ってないと安定しないので、ブロードリーチで20時間走っていたそうです
お~い、どこへ行くんだぁ~
風に聞いてくれぇ~・・・
ビー・ウインズ・セイリングクラブ
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