春夏秋冬、立春、啓蟄、小暑に大暑、処暑に霜降、冬至や大寒
四季折々だけでなく二十四節季まで
日本は季節が目まぐるしく移り変わっていきます
日本列島は北緯30度から45度くらい
北緯30度から65度の間が温帯域
だから季節が移っていくんですね
寒気と暖気、真夏と真冬以外は常に列島上でせめぎ合っています
寒気と暖気がぶつかれば雲が湧いて、雨と風と低気圧
天気図見るといつもどこかに低気圧
おまけに温帯域は偏西風の通り道
高気圧と低気圧が次から次へと西から東
西から天気は変わって行くし、台風は曲がってくるし
季節の移ろいというか、変化が激しい日本の気候
季節の変わり目は寒気と暖気がせめぎ合い
どこでぶつかるか解読不能
大気が不安定…よく聞くことばです
どこで突風来てもおかしくないですよ、と言う意味です
だから風速10m/sは頻繁に吹いてきます
ときには25m/s以上の暴風波浪
最大10m/s程度だと強風注意報も発令されません
強風注意報は平均12m/s以上の風が予想される場合に発令されます（神奈川県）
平均風速のおよそ1.5倍～2倍が最大瞬間風速
強風注意報が発令されていたら、18～24m/sの突風が吹く可能性があるということです
ビギナーの方にとっては、最初の壁が白波混じりの最大7～8m/s
原則覚えればすぐ卒業
そして次はちょっと手強い最大10m/s
でも、まだ笑顔は消えません
これを自信をもって乗りこなせるようになると、強風でも無事に帰る手立てや方法が見えてきます
そうか、この角度じゃダメなんだ
おっと、ブーム出し過ぎかぁ
センター（ボード）上げてみよう
タッキング、スピードつけなきゃぁ
フラットは絶対キープなんだぁ
強風に出会ったときにいろんな対策が浮かんできます
最大10m/s、いい風ですよ、楽しみながら次のステップ目指しましょ
でも、限度以上の突風は…
黒い雲近づいてきたら要注意
雷聞こえたら即上がり
見えてなかった遠い山並みがはっきり見えてきたら何か来る
吹くはずの天気図なのに不気味な凪…ドカンと来る前兆です
冬の朝の南風（海風）
荒れる前兆、ぜひ把握なさっておいてください（ヨットって？その3参照）
温帯域と偏西風 変化に富んだ日本の風
ときたま限度以上が吹きますけれど、季節に添った風模様
きっと気に入っていただけます
風情ということばは、季節に添って吹く風から生まれたのかもしれません
春風駘蕩、春一番 花に嵐の春疾風（はやて）
五月晴れには薫る風
黒南風（くろはえ）来たる梅雨模様
白南風（しらはえ）吹いて夏は来ぬ
落ち葉ガサガサ木枯らし一号
寒い！関東の空っ風
初東風（はつこち）吹いてお正月
風で季節を感じてみませんか？
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