ワハハ、ここまで来ちゃいましたね
御用とお急ぎでない方はどうぞご一読を
ヨットってムズカシくないですかぁ?
あの、その、え~っとぉ~・・・・う~~ん・・・
やっぱりムズカシいんだ!
あのぉ~、ヨットって、ティラー(舵棒)とメインシート(ブーム操作のロープ)、そして体の動き
この3つのコントロールで走るんですね
ある意味複雑系かもしれません
この3つのどれをどれだけ動かせばいいのか、風が強くなってくるとほとんど感覚で操作していくんです
ところが、慣れないうちは、考える時間が必要です
どうしょうかなぁ~、こっちか、あ~逆だぁ
このヒマを与えてくれる風域ならばヨットはとってもイージーです
多少間違えても沈には至らず、ミスを修正できる余裕があります
お釣りの来るほどの余裕の風域、軽量小型ひとり乗りでは風速4m/sくらいまででしょうか
この風域を過ぎると(5~7m/s)、走りによってはちょっとのためらいが沈につながります
もう帰ろかなっとランニング(後ろ風で走ること)
陸に向けた、その途端のアンヒール(風下側が持ち上がって傾くこと)
上?、下? どっちだ?
メイン引く? 緩める? アレッ?
大概沈です
ティラーとメインと体の操作(動作かな?)
感覚にフィットしてくるのはリアルな体験の積み重ねです
その1で述べたように、ヨットは小さくてもボート(船)です
少しかもしれませんが考える時間をもらえます
だから、どうして失敗したのか、そのときじゃなく、後で考えても答えは見つかります
こうすればこうなるはずだ!
今度乗ったら試しましょう
そして、おう、こうかぁ!
リアルな経験、これで感覚に刻み込まれ、もう一生モンです
3つの操作いっぺんにぃ? ちょっとムズカシい…
ひとつずつやってみて下さい
ひとつに集中すると初めてでもみなさん10分でうまくなります
人のバランスセンサー感度抜群
そしてこの3つ、操作するタイミング、ぜんぶ一緒なんです
ひとつにつ通じれば3つとも理解できます
こうした経験から、感覚に染み込んだ操作が増えていくにつれ乗れる風域が広がっていきます
自分の判断と感覚で世界がどんどん広くなる!
ヨットってそのプロセスを楽しめる乗り物なんです
動力が人力やエンジン系に比べると複雑で難しく思われるかもしれません
だけど、経験を積むごとに濃い霧がみごとに晴れわたって行くように疑問が消えていく…
ムズカシいけどオモシロい…と思いませんか?
ビー・ウインズ・セイリングクラブ
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